「猫をシャンプーした後にドライヤーをかけようとしたら、全力で嫌がられて困った…」
こんな経験をした飼い主さんは多いのではないでしょうか?
実は猫がドライヤーを嫌がるのは自然なこと。人間には心地よい温風でも、猫にとっては大きな音と強い風がストレスになるからです。
本記事では、猫がドライヤーを嫌がる理由と、安心して乾かす方法・便利グッズをご紹介します。
特にしっかり乾かしたい場合は「ドライヤーハウス(ドライヤールーム)」がお勧めです。
猫がドライヤーを嫌がる3つの理由
- 大きな音が怖い
猫の聴覚は人間の約3倍敏感。ドライヤーの「ゴーッ」という音は、猫にとっては騒音レベル。 - 強い風が苦手
猫は風に当たるのを好まない傾向があります。特に顔やお腹に風が当たると嫌がることが多いです。 - 熱風の不快感
人間の髪を乾かす温度でも、猫にとっては熱すぎる場合があります。
ドライヤーを使わず乾かす方法
「うちの子は絶対にドライヤー無理!」という場合は、タオル乾燥+自然乾燥でOKです。
- 吸水性の高いタオルを使う
普通のタオルよりも、ペット用のマイクロファイバータオルがおすすめ。水分を一気に吸い取ってくれます。 - 部屋を暖かくする
エアコンや暖房で部屋を暖め、自然乾燥をサポート。特に冬は体温低下を防ぐために必須です。 - ブラッシングで早く乾かす
毛をほぐしながらタオルで押さえると効率的に乾きます。
ドライヤーを使う場合の工夫
どうしても早く乾かしたい場合は、(時間はかかりますが)ドライヤーを工夫して使うのもアリです。
- 弱風・低温モードにする
- 30cm以上離して風を当てる
- 短時間で済ませる(2〜3分)
- おやつや声かけで安心させる
少しずつ慣らしていくと、怖がらなくなる猫もいます。
おすすめ便利グッズ
1. ペット用ドライヤー
市販の人間用より音が小さく、低温風で猫に優しい設計。
2.ドライヤーハウス(ドライヤールーム)
ボックス型に猫を入れて温風でふんわり乾かす商品。ドライヤー嫌いの子でも使いやすいです。
これが最もシッカリ乾き、最適です。
3. マイクロファイバー速乾タオル
普通のタオルより吸水力が段違い。ドライヤー時間を短縮できます。
注意点
- 濡れたまま放置すると体温低下や皮膚病のリスク
- 長毛種は毛玉や皮膚トラブルになりやすいので要注意
- 無理にドライヤーを使わず、猫の性格に合わせるのが大切
まとめ
猫がドライヤーを嫌がるのは自然な反応です。
無理に使わず、タオル乾燥+自然乾燥を基本にして、どうしても必要な時だけ静音ドライヤーや専用グッズを使いましょう。
シッカリ乾かしたい場合は、ドライヤーハウス(ドライヤールーム)がお勧め。
大切なのは「猫が安心して過ごせること」。シャンプー後もストレスを与えず、ふわふわで健康な毛並みを守ってあげてくださいね。
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