転職したいけど、本当に大丈夫かなぁ。。。
50代のITエンジニアとして、こんな悩みはありませんか?
- 子供の学費が必要なので年収を少しでも上げたい
- 後輩がどんどん昇格してるけど、俺は全然評価されない
- このまま定年まで今の会社で働けるのか、リストラに合うのではないか
転職サイトでは「経験豊富なシニア歓迎」という言葉が目に入ってきます。
薄々気が付いていると思いますが、実際の現場は想像以上に厳しい現実が待っています。
この記事では、50代ITエンジニアが転職で後悔しやすい3つの理由を、採用現場の本音や実例をもとに解説します。
読み終わるころには、「今の会社でもう少し頑張ってみよう」と言う判断材料が得られるはずです。
転職の厳しい現実を知る
求人票の「シニア歓迎」は条件が良いとは限らない
表向きは歓迎でも、企業が本当に求めているのは「即戦力かつ低コストで働ける人材」という場合が多いです。自分はそんな器じゃないと感じていませんか?
今より条件が悪い求人が多い
- 年収が現職より同等レベル or 明らかに低い
- 今より福利厚生が削られている
- 出社が前提(リモートワークが無い)
こうした条件は、転職後の後悔に直結します。
年収減のリスクは避けにくい
50代の転職では、管理職であっても年収減の求人が大半です。
昇給も若い子に比べると低く、転職時の年収から増えないまま定年を迎える事もあります。
転職先が使う技術に追いつけない現実
採用後は即戦力を前提とされ、教育期間はほぼゼロ。
最新のクラウドやAI関連技術以前に、転職先企業が使う技術に対応できなければ、職場での評価が下がりやすくなります。
(私の例ですが、監視系ソフトは現職ではフリーのZabbix、転職先では有償のJP1を使用。しかし、有償にもかかわらず研修は一切ありませんでした)
今の職場ならソフトも理解しているので自分で出来る、または良く知る後輩に業務を振る事も可能ですが、新しい職場では私の様に自分が手を動かす事になるかもしれません。
こういう人は後悔しやすい
- 楽をして今より高い給料が欲しい
- 現状の収入・役職を維持したい
- 年下上司が苦手
- 慣れ親しんだやり方を変えるのが苦手
この条件に当てはまる場合、転職後に「こんなはずじゃなかった」と感じやすくなります。
まとめ:知ってから動くか、知らずに後悔するか
本当はご自身の中では答えが出ているのではないでしょうか?

想像通り50代ITエンジニアの転職は100%失敗するとは限りませんが、多くの場合は年収減や環境変化の負担で後悔につながります。
転職後の会社で「しまった!」と思った時には、もう遅いのです。
入社直後の会社では相談する人も居ません。
絶対の自信が無ければ、転職はヤメトケと言うのが転職を失敗した私からのアドバイスです。
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