「窓の鍵がグラグラして閉まりにくい…」
「鍵がゆるんでスカスカで心配」そんなときは内部のバネ(スプリング)が折れている可能性が高いです。
実は、窓の鍵(クレセント錠)のバネはホームセンターで売っている共通部品で簡単に交換できます。
本記事では、
- 鍵がゆるくなる原因
- バネ交換の手順
- 作業時の注意点
をわかりやすく解説します。
窓の鍵(レバー)がゆるい・グラグラする原因
窓の鍵(クレセント錠)がゆるんでしまう一番多い原因は、内部に入っている小さなバネ(スプリング)が折れていることです。

よくある症状
- 窓の鍵がスカスカで手応えがない
- 鍵を閉めてもグラグラして不安定
- 窓がしっかり閉まらない
この状態を放置すると、勝手に鍵が開いていたりして、防犯性が大きく低下します。
泥棒にとって「簡単に開けられる窓」は狙われやすいため、早めの修理が大切です。
クレセント錠のバネはホームセンターで部品を入手できる
窓の鍵のバネは、わざわざメーカーに取り寄せなくてもホームセンターで購入可能です。
購入時のポイント
- **「クレセント錠用スプリング」**と書かれた共通部品を選ぶ
- ほとんどのメーカーに対応している
- 価格は数百円程度と安価 ※近くのジョイフル本田(ホームセンタ)では180円でした

もしホームセンターに置いていない場合は、Amazonや楽天でも購入できます。
例:
- 「クレセント錠 バネ」
- 「窓 鍵 スプリング」
などで検索
自分で窓の鍵バネを交換する手順
ここからは実際の交換手順を説明します。
作業はDIY初心者でもできますが、新しいバネを取り付ける際にバネ飛んでいくなどのトラブルが起きやすいため注意しましょう。
手順1. 鍵の本体を外す
- ドライバーで窓の鍵(クレセント錠)を固定しているネジを外す
- 鍵本体を窓枠から外す


⚠️ ポイント
ネジを落とさないように、磁石付きドライバーがあると便利です。
手順2. バネを取り外す(注意ポイント①)
内部にある古いバネを外します。
既に折れているので簡単に外せるはずです。
手順3. 新しいバネを取り付ける(注意ポイント②)
1)新しいバネを入れる際、取付位置を間違えない(2か所ある)
2)バネを飛ばさずに取り付ける ことが重要です。
1)取り付け位置
・バネの穴をはめる「ポッチ(突起)」が2か所あります。(左側の写真)
・バネをはめるポッチが正しければ、鍵の位置が鍵を掛けた状態・開錠した状態で固定されます
※真ん中の写真
・間違った場所にはめると、バネが変な方向で固定されてしまい、鍵がうまく動きません。
※右側の写真(施錠も開錠もされていない中途半端な状態でバネが安定している)



バネを飛ばさずに取り付ける

- バネの一方を強めの紐や針金(ねじねじ)に通す
- バネのもう一方を「ポッチ(突起)」にはめる
- 紐や針金(ねじねじ)を引っ張って、中央の突起に入れる
※この時ドライバー等を使ってバネを引っ張ると、バネが飛んでいく事があります
手順4. 鍵本体を元に戻す
- バネが正しく取り付けられたら、鍵本体を窓枠に戻す
- ドライバーでネジをしっかり締める
- 窓を閉めて、鍵がしっかりかかるか確認
修理の注意点まとめ
注意点 | 理由 |
---|---|
バネは飛びやすいので紐や針金で引っ張りながら付ける | 無くすと再購入が必要 |
取り付け位置を間違えない | 鍵が正しく機能しない |
交換後は必ず施錠テストを行う | 防犯性を確保するため |
まとめ:窓の鍵がゆるいならバネ交換で解決!
窓の鍵がゆるい、グラグラする場合はバネの劣化・破損が原因です。
交換用のバネはホームセンターや通販で簡単に入手でき、DIYでも修理可能です。
作業中にバネが飛んでしまったり、誤った位置に取り付けるとやり直しが発生します。
初めての場合は、上記の写真を見ながら慎重に作業しましょう。
たった数百円で防犯性がアップし、安心して暮らせますよ!
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