猫アレルギーの娘の為、お風呂は毎月入ります
長毛種の猫を飼っている方なら、「お風呂に入れた後の乾かす作業が大変すぎる…」という悩み、きっとわかっていただけると思います。
我が家ではラグドールを飼っているのですが、シャンプー後のドライ作業がまさに地獄でした。
今回、思い切って猫用のドライヤーハウス(nello:ネロ)を購入してみたので、その体験談をまとめます。
結果から言うと…「もっと早く買えばよかった!」という大満足の一台でした。
これまでの乾かし方:人間2人+ドライヤー2台で1時間の格闘
ラグドールは毛がとてもふわふわで長く、しっかり乾かさないと毛玉ができやすい猫種です。
そのため、お風呂の後は完全に乾かすことが必須です。
なのですが、我が家ではこれまで、
- 猫にシャンプー(父:猫を抱っこする役、妻:シャワーを掛けてゴシゴシする役に分かれる。両方ともビショビショだが、特に父は洋服を着てプールに入ったレベルでビショビショ)
- 妻(シャワー役)がビショビショのまま、猫とお風呂場から出てくる
- 父(抱っこ役)は一旦着替える
- 妻が猫用のテント型スペースに猫を入れる(事前に準備しておく)
- 人間用ドライヤーを2台用意して上下・左右から温風をあてる(父も参加)
- 2人がかりで猫におやつを上げる・おもちゃで気をそらす等、なだめながら乾かす
- 早く乾かしたいのでドライヤーはHigh(熱い・風量強)で使う事になり、ニャー!?と言われると「熱かったなか?」「そろそろ可哀そうかな?」等と半乾きでもやめてしまう
- 半乾きだと捨て猫みたいでミスボラシイ(長毛種を飼っている方は分かると思いますが、毛がフカフカなので大きく見えますが、濡れて肌にピタッと付いていると以外に小さい(笑))
という流れで、毎回1時間ほど格闘していました。
猫も人間もぐったり…。「シャンプー=大仕事」という印象でした。



ドライヤーハウス導入でたった20分!しかも7割乾く
そこで、思い切ってペット用ドライヤーハウス(nello:ネロ)を購入しました。
価格はなんと約9万円。
正直かなり高額で、ポチるまでにかなり悩みました…。
月に1回くらいなら我慢しても良いのでは?だって9万だよ!?と葛藤が続きました。
結果:どうせ買うなら早く買って、長く使った方がお得。
※9万かけて5年使って終わりより、10年使った方が1回あたりの金額が低くなる、と思い断腸の思いでポチりました(笑)
しかし、実際に使ってみた結果は大正解!
ドライヤーハウスに入れて20分ほどで、全体の7割が乾くんです。
その間、1~2回は「出して~」アピールがありますので、抱っこして、おやつを上げて再度ドライヤーハウスへ。
最後は軽くブラッシングしておしまい。
初回は完璧な位まで乾かしたのですが、結論としては7~8割乾けば十分でした。
何故ならば、ご存じの通り猫は自分で毛づくろい(毛をペロペロ)します。
特にシャンプー後は匂いが付いているため、いつもよりペロペロが激しい。。。結果、完璧に近い位まで乾かしたにも関わらず、全身ペロペロで湿っていました(笑)。
繰り返しますが、7~8割乾けば十分です。
これまで2人で1時間かかっていた作業が、1人で30分以内に完了するようになりました。
しかも、外から扉を通して中を見ているだけなので、猫も比較的落ち着いています。
※窓から見ていると、見る見る毛がフサフサになるのがわかります。


熱くない?寒くない?温度は?
色々試した結果、我が家の猫ちゃんの適温は以下の通りでした。
季節/室温 | ドライヤーハウスの設定温度 |
夏/26度 | 32度 |
冬/32度 | 42度 |
ドライヤーハウスのメリット・デメリット
実際に使ってみて感じた、リアルなメリットとデメリットをまとめます。
項目 | 内容 | 補足説明 |
---|---|---|
メリット | 乾燥時間が大幅短縮 | 1時間かかっていた作業が、20分+仕上げ10分ほどに短縮 |
人間の負担が激減 | 2人がかり → 1人で見守るだけに | |
猫が落ち着きやすい | 中が適温に保たれ、猫も比較的リラックス | |
安心して乾かせる | 座った状態で全身に適温の風を送るため、熱すぎないか心配せずに済む | |
長期的に見るとコスパ良好 | 10年使えば1か月750円程度 | |
デメリット | 価格が高い(約9万円) | 最初の購入ハードルはかなり高い |
サイズが大きく場所を取る | 使わない時の収納場所に困ることも | |
猫が慣れるまで時間がかかる | 入るのを嫌がる猫もいるので、慣らす工夫が必要 |
9万円は高い…でも10年使えばコスパは悪くない
このドライヤーハウス、やはりネックは価格の高さです。
9万円となると、なかなか気軽には買えませんよね。
でも、次のように考えるとどうでしょう?
- 10年使えば、1年あたり9,000円
- 1か月あたり750円程度
「猫も人間も楽になること」「毎月のお風呂がイヤにならない事(人間が)」を考えると、
長期的には十分価値がある買い物だと感じています。
猫も人間も快適になった(特に猫アレルギーが収まる)
我が家では猫にシャンプーをしないと娘が痒がったり、目が腫れたりことが多く、猫アレルギーの娘から「そろそろシャンプーしてあげて欲しい」と言われる事があります。
その場合、「よし、来週の土曜日にやろう!」と気合と心構えが必要でした。
しかし、ドライヤーハウスを導入してからは「来週の土曜日だね」と余裕を持って対応できています。
猫が快適に乾かせる環境を作ることで、結果的にシャンプーの頻度も上げやすくなり、
清潔さを保ちながら毛並みも美しくキープできています。
まとめ:長毛種の飼い主さんには本気でおすすめ
ラグドールやペルシャ、メインクーンなどの長毛種は、
お風呂後の乾かし作業がどうしても大変になりがちです。
ドライヤーハウスは確かに高価ですが、
- 猫も人間も疲れない
- 乾かす時間が半分以下になる
- お風呂に入れる事がイヤにならない(人間が)
というメリットを考えると、十分に投資する価値ありだと思います。
「もっと早く買っておけばよかった…!」
これが、実際に使ってみた正直な感想です。
もしあなたが長毛種の猫と暮らしていて、
「シャンプー後の乾かし作業が大変すぎる!」と悩んでいるなら、
ぜひ一度検討してみてください。
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