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IPAプロジェクトマネージャ試験|合格する勉強方法を完全解説

「プロジェクトマネージャ試験(IPA PM)に挑戦したいが、何から勉強すればいいかわからない」「午後論文が難しそうで不安」と感じていませんか。IPAのプロジェクトマネージャ試験は、知識だけでなく実務経験を文章で表現する力が求められる難関試験です。この記事では、PMPではなくIPAのPM試験に特化し、午前・午後それぞれの具体的な勉強方法や学習計画の立て方を詳しく解説します。合格に必要な考え方と対策を整理し、最短ルートでの合格を目指しましょう。

IPAプロジェクトマネージャ試験とは

試験の位置づけと難易度

IPAプロジェクトマネージャ試験は国内IT資格の中でも最難関クラスです。理由は、単なる暗記試験ではなく、プロジェクト全体を俯瞰する視点と論理的な説明力が求められるためです。具体的には、午前Ⅰ・Ⅱで基礎知識を確認し、午後Ⅰで記述問題午後Ⅱで本格的な論文問題が出題されます。合格率は例年10%前後で推移しており、十分な準備なしでは太刀打ちできません。まとめると、この試験は「実務経験を理論で語れる人」が評価される試験です。

どんな人が受験対象になるか

IPA PM試験は、すでにプロジェクトリーダーやサブPMとして経験を積んできた人に向いています。理由は、午後Ⅱ論文で「自分が関わったプロジェクト」を前提に記述する必要があるからです。例えば、スケジュール遅延への対応、品質問題への是正策、ステークホルダー調整など、実体験をもとにした説明が求められます。逆に言えば、経験が浅くても、過去の業務を整理し直すことで十分に戦える試験でもあります。

午前試験(午前Ⅰ・Ⅱ)の勉強方法

過去問重視が最優先

午前対策は過去問演習が最も効果的です。理由は、出題範囲が広い一方で、過去問と類似した問題が繰り返し出題される傾向が強いためです。具体例としては、3年分程度の過去問を解き、間違えた問題を用語レベルで整理する方法が有効です。テキストを最初から読み込むよりも、問題演習→復習のサイクルを回す方が効率的です。まとめとして、午前は「理解7割・割り切り3割」で突破を狙いましょう。

午前Ⅰ免除を活用する考え方

午前Ⅰは他の高度試験合格や有効期限内の免除資格があればスキップできます。仕事や家庭との両立を考えるなら、免除制度を活用するのも一つの戦略です。ただし、午前Ⅰの知識は午後問題の土台にもなります。完全に捨てるのではなく、弱点分野だけを補強する意識が重要です。

ポイント

免除制度の概要

IPA公式サイトには以下の記述があります(③を狙うのが効率的ですね)

次の①から③のいずれかの条件を満たした場合、その後(2年間)の受験申込み時に申請することによって、情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験の一部(共通的知識を問う午前Ⅰ試験)が免除され、午前Ⅱ試験から受験することが可能です。

  • ①応用情報技術者試験(AP)に合格
  • ②情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験のいずれかに合格
  • ③情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験の午前Ⅰ試験で基準点以上の成績をとる

つまり、春期試験で別のIPA高度試験や対象試験を受験し、午前Ⅰだけに集中して基準点(60%)を超えることを狙います。このとき重要なのは、合格ではなく「午前Ⅰの基準点突破」を目的にする点です。午後試験は最初から捨てて構いません。

こうして午前Ⅰ免除の権利を得ると、秋のPM試験では午後Ⅰ・午後Ⅱから受験できます。特にPM試験では午後対策(記述・論文)が合否を左右するため、午前Ⅰを事前に切り離せるメリットは非常に大きいです。

春は知識インプットに集中し、秋は実務経験を整理して論文に全力投球する。この二段構えの戦略は、社会人受験者にとって現実的かつ再現性の高い方法と言えるでしょう。

午後Ⅰ・午後Ⅱの勉強方法(最重要)

午後Ⅰは「設問意図」を読む練習

午後Ⅰは国語力よりも設問理解力が合否を分けます。理由は、問題文が長く、聞かれているポイントを外すと部分点すら取れないためです。具体的には、「なぜ」「どのように」「何を」といった問いの軸を意識し、解答要素を箇条書きで整理する練習が効果的です。過去問を使い、模範解答の構成を分析することで、出題者の視点が見えてきます。

午後Ⅱ論文は型を作れば怖くない

午後Ⅱ論文の最大のポイントは「論文の型」を事前に用意することです。場当たり的に書くと確実に失敗します。理由は、制限時間内に論理構成を考えながら書く余裕がないためです。具体例としては、「背景→課題→対応→結果→教訓」という流れを固定し、自分の経験を当てはめる練習を繰り返します。テーマ別にネタを整理しておけば、本番でも落ち着いて書けます。まとめると、論文は準備が9割です。

勉強時間と学習スケジュールの目安

合格者の一般的な勉強時間

IPA PM試験の勉強時間は、一般的に200〜300時間が目安とされています。理由は、午前知識の整理に加え、午後対策に相当な時間が必要だからです。具体的には、午前対策に50〜80時間、午後Ⅰに50〜70時間、午後Ⅱ論文対策に100時間前後を割くイメージです。自分の経験量に応じて、午後比重を調整することが重要です。

40代サラリーマン
40代サラリーマン

IPAのプロジェクトマネージャ試験(PM)の勉強時間は平均200〜300時間が目安です。経験別にみると、実務経験者は50〜150時間、未経験者は300時間以上が目安。1日2時間の学習で3ヶ月、または半年〜1年が合格までの期間の目安です。 

社会人向け現実的スケジュール

平日は1〜2時間、休日にまとめて学習するスタイルが現実的です。最初の2か月で午前対策を終え、残り期間を午後対策に集中させる構成がおすすめです。特に直前期は新しい知識を増やすより、過去問と論文骨子の見直しに注力しましょう。

まとめ

IPAプロジェクトマネージャ試験の勉強方法は、「午前は過去問、午後は設問理解と論文の型」が基本戦略です。PMPのような知識試験とは異なり、IPA PMは実務経験を論理的に説明できるかが問われます。自分のプロジェクト経験を整理し、早めに午後対策へ着手することで合格可能性は大きく高まります。まずは過去問を1年分解き、午後論文のテーマ整理から始めてみてください。

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  • この記事を書いた人

やめとけ主任

運営者:ヤメトケ主任 1971年生まれ。東京都出身のPMPホルダー。岡山の高専卒業後、念願の東京で就職してインフラエンジニア一筋30年。50代前半で「PMPでもう一度キャリアアップを」と思い、IT業界内で転職に挑戦。 このブログでは、最後のキャリアアップと思って取得したPMP資格(一度落ちた)の失敗談や経験談をもとに、「リアルなPMP取得アドバイス情報」 を発信しています。

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