休みが少ない会社
特に大きな不満はなくとも、他社と比べて「休日が少ない」という不満、ありますよね。
特に子供が生まれ家族が増えた、子供が幼稚園に行き始めて一番可愛い時期に一緒に遊ぶ時間が取れない、奥さんが子育てで毎日疲れているので少しは手伝ってあげたい。
そんな中、つい感情的になって休日条件だけを見て勢いで転職を考えていませんか?
しかし、いざ入社してみると人間関係や仕事内容に馴染めず、精神的に追い詰められる日々が始まったケースを見てみましょう。
休日が少ない職場からの転職で後悔
ITインフラ系の運用業務に20年以上従事。現職はシフト勤務で深夜や休日出勤も多く、休みが不規則でした。
現職は人間関係も悪くなく、経験も活かせていましたが、来年には子供が生まれる予定もあり、「完全週休2日制でプライベートの時間を確保したい」という思いから、転職を決意しました。
もちろん、給与は変わらない or 少しでも増える会社を探しました。
薄々わかっていましたが、現状と同じ給与で休みが多い会社なんて、あったとしても採用条件が厳しいのが実情です。
子供も生まれる事が分かっているので給与を下げる事は絶対にできない。
別業種もやむなしと思い、ITエンジニアからセールスエンジニア(技術営業)に業種を少し変えた結果、なんとか念願の土日休みの会社に入社できました。
しかし、新しい職場では主要システムやツールも全く違うもので、しかも研修なし。
給料は変わらないものの、業務にも馴染めず、出社前から動悸や吐き気を感じるようになり、次第に孤独感が強くなっていきました。トイレにこもって時間をやり過ごす日もあり、精神的に限界を感じています。
前職の居心地の良さが忘れられず、「なぜ辞めたんだろう」と毎日後悔。
休日のためだけに転職を決めた自分を責めています。
まとめ:転職を思いとどまるためのポイント

転職せず、現職で我慢することも大切です。
現職で我慢することで得られるメリットは次の通りです
- 安定した収入を維持できる
- 積み上げた経験や人脈を無駄にしない
- 再就職リスクを回避できる
もちろん休日の少なさは悩みですが、50代にとって転職よりも「現職で安定してやり過ごす」ことが最も安全で後悔の少ない選択です。
50代はキャリアの最終盤。
「辞めたい」瞬間こそ、一度立ち止まり、改善の余地を探すことも重要です。
絶対の自信が無ければ、転職はヤメトケと言うのが転職を失敗した私からのアドバイスです。
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