中学受験には塾が必須か?
「中学受験には塾が必須」と思われがちですが、
我が家は塾に通わず、公文一本で中学受験に挑戦しました。
娘が2人いますが、2人とも幼稚園から高校2年生まで英語・国語・算数の3教科で公文を継続。
その結果、2人とも第一志望の中学に合格し、その後はエスカレーター式で高校に進学。
長女は国立大学理系学部、次女は私立薬学部に進学しました。
塾に通わずに中学受験を突破するには、正直なところ並大抵の努力では足りません。
しかし、公文を徹底的に活用し、「自学自習力」「勉強習慣」「自分で考える力」を身につけることで、最後まで自分たちだけで走り切ることができました。
我が家が塾ではなく公文一本を選んだ理由
さらに、娘たちは公文の成績優秀者が招待される「公文の集い」で毎年表彰され、トロフィーを手にする経験もしました。
これが大きな自信となり、本人たちのモチベーションを保つ原動力となりました。
本記事では、塾に通わずに公文一本で中学受験を成功させた実体験を、どのように学習を進めたのか、そして高校・大学受験までどんな力が育ったのかを詳しくお伝えします。
毎日の学習時間を最大化できる
良い塾に通おうと思うと自宅近くにでは見つからない事が多いのです。電車で30分以内で見つかると良いレベルで、有名塾や有名予備校だと移動に1時間かかるケースもあります。勉強する為に移動時間が1時間もかかるなんて。。。その時間を勉強に回す方が効率的だと思いませんか?
我が家では、毎日3時間以上を公文に集中することを優先し、塾には通いませんでした。
結果として、小学校時代から「机に向かうことが当たり前」という生活が定着。
中学受験期も、特別に頑張るという感覚ではなく、いつもの延長線上で受験勉強を進められたのが大きな強みでした。
公文は「自学自習力」を鍛える最強ツール
公文では、まず自分で考え、それでも分からないときだけ先生に質問します。
この学習スタイルが、自分で学びを進める力=自学自習力を鍛えました。
娘たちは中学・高校でも、「ここまでは理解できた、ここから先が分からない」という形で
先生にピンポイントで質問でき、効率よく理解を深めていました。
大学受験のときもこの力は生きており、長女は国立大学理系、次女は薬学部に進学することができました。
公文の「集い」で得た自信とモチベーション
トロフィーが努力の証明に
娘たちは、公文の成績優秀者だけが招待される「公文の集い」に何度も参加しました。
会場では表彰され、トロフィーをいただくこともありました。
この経験は、本人たちにとって「自分は努力すれば結果を出せる」という自己肯定感につながり、
公文を高校2年生まで続ける大きなモチベーションとなりました。
公文一本で中学受験を突破するために実践したこと
公文で先取りを徹底
塾に行かない分、学習内容は公文でどんどん先取りしました。
例えば算数は中学課程を小学校低学年で終え、受験期には余裕を持って復習と応用に集中できる状態を作りました。
応用力は家庭学習で補う
公文は基礎学力を鍛えるには最強ですが、中学受験としての対策も必要です。
我が家では、親子で市販の過去問を使い、3年分の問題を一緒に解くことでこの課題を克服しました。
試験日が近くなった週末は模擬試験形式で時間を意識した対策を行い、時間配分を体で覚える等の実践的練習も取り入れました。
毎日3時間を死守するスケジュール
公文一本で勝負するためには、学習時間を確保することが絶対条件です。
我が家では、平日は最低3時間、休日は5時間以上を目安に勉強時間を確保しました。
この習慣は中学受験が終わった後も継続され、高校・大学受験でも強みになりました。
高校2年生まで公文を続けるメリット
高校数学・英語の先取りで大学受験が有利に
中学受験後も公文を続けたことで、高校数学や英語を先取り学習できました。
高校2年生の段階で、ほとんどの基礎分野を終えていたため、受験期には志望校対策に集中できました。
「勉強が当たり前」のマインドがブレなかった
中学卒業や高校入学など、ステージが変わるたびにモチベーションを作り直す必要がなく、「どんなに疲れていても勉強は毎日やる」という公文マインドが生活の軸になっていました。
これにより、勉強が特別なものではなく、「やらないと気持ち悪い」という感覚が自然に育ちました。
まとめ:公文一本でも中学受験は突破できる
我が家の経験から断言できるのは、公文を徹底活用すれば塾に通わずとも中学受験は突破できるということです。
公文で鍛えたのは、単なる学力ではなく、
- 毎日机に向かう勉強習慣
- 自分で考えて学ぶ自学自習力
- 努力を継続できるモチベーション管理力
娘たちが「公文の集い」で表彰された経験は、公文を続ける誇りとなり、中学受験・高校生活・大学受験すべてで支えとなりました。
公文は「中学受験まで」ではなく、「その先の人生を支える力」を与えてくれると感じています。
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