✅この記事はこんな「疑問・悩み」を持つ方に向けた記事です
・テストセンターまで行く負担を減らしたいが、自宅受験のリスクが怖くて踏み切れない方
・「試験開始ボタンが押せない」といった不測のシステムトラブルが怖い人
・イーグルアイが上手に設置できない人
PMPのオンライン試験(自宅受験)は便利ですが、一発アウトのリスクやシステムトラブルの噂を聞くと不安になりますよね。
本記事では、インフラエンジニア歴30年の私が、実際に自宅受験で直面した「開始ボタンが押せない罠」の真相や、100均グッズと身の回りのもので実践したイーグルアイの確実な設営ノウハウを、リアルな失敗談ベースで解説します。これを読めば、トラブルを未然に防いで安心して本番に臨めますよ!
私が自宅でオンライン試験を受けたきっかけ
2025年4月に自宅からPMP試験を受けて合格しました。
過去に不合格となっており、その時はテストセンターで14時頃から開始の試験でした。
新たに試験センターで予約しようとした所、まさかの満席・予約一杯。仮に会社を休んで受験した場合でも朝8時からの試験開始枠しかありませんでした。朝8時に某テストセンターに到着するのは非常に大変で、遅刻した場合には試験料(655ドル=1ドル150円換算で98,250円!)が無駄になるリスクもある事から、オンライン試験を目指しました。(前日は夜遅くまで復習もできるのも大きな理由でした)
安心して自宅受験に「踏み切る」ための判断基準
「テストセンターの予約が取れない、でも自宅受験はトラブルが怖くて踏み切れない……」その気持ち、痛いほどよく分かります。受験料が約10万円(655ドル)もする一発勝負ですから、リスクを恐れるのは当然です。
しかし、現場で30年あらゆるシステムトラブルを切り分けてきた私から言わせれば、自宅受験のリスクは「事前の環境構築とトラブルシューティングの準備」で100%コントロール可能です。
あなたが自宅受験に踏み切るべきか否か、インフラ屋の視点から明確な判断基準をお伝えします。
自宅受験が向いている人
自宅オンライン試験(ATA)を安全に完走するためには、何よりも「物理環境」と「ネットワーク環境」の安定が絶対条件です。具体的には、以下の環境をクリアできる方は今すぐ自宅受験に踏み切るべきです。
- 完全に遮断された「静かな個室」を用意できる人 試験中に他人が室内に立ち入ったり、声が聞こえたりした時点で即試験終了(資格剥奪リスク)となります。家族に数時間だけ外出してもらう、あるいは完全に隔離できる個室を確保できるかどうかが第一関門です。
- 「安定した光回線(有線LANを推奨)」がある人 家族が裏で動画配信を観ていて回線が途切れた、なんて事態は論外です。Wi-Fiでも受験は可能ですが、できればPC本体に有線LANケーブルを直挿しできる環境がベストです。帯域の安定は、精神の安定に直結します。
- 使い慣れた大画面モニターで勝負したい人 テストセンターの四角く狭いモニター環境に比べ、自宅の慣れ親しんだデスク環境、ディスプレイ(※規定でデュアルディスプレイは禁止なので1枚の大画面に限ります)で受験できるのは、230分180問を解き切る上で計り知れないアドバンテージになります。
事前にやっておくべき「システムテスト」の手順
環境が整ったら、次は「Eztest」アプリがあなたのPCで正常に稼働するか、事前に必ずシステムテストを実施してください。これを怠ることは、仕様書を読まずに本番環境をリリースするようなものです。
手順は非常にシンプルですが、以下のポイントを必ず確認してください。
- 公式サポート資料から「模擬試験セットアップ」を確認 PMI公式ページから事前にログインし、「模擬試験セットアップ」の案内ページを開きます。
- Eztestクライアントのダウンロードと起動 本番で使用するPCにアプリをインストールし、事前に提供されるテスト用の試験コードを入力してアプリを起動します。
- 周辺機器の動作チェック(ここが最重要!)
- Webカメラとマイク: PC正面のカメラが自分の顔を常に捉えられているか。
- イーグルアイ(スマホカメラ)の連携: QRコードを読み込み、iPhone側のカメラ映像が Eztest 側に遅延なく同期されるか。
- バックグラウンドアプリの完全停止: セキュリティソフトや、Slack・Teamsといった常駐ポップアップアプリが裏で動いていると、Eztestが強制終了する原因になります。タスクマネージャーで完全にプロセスをキルしておきましょう。
当日慌てないために、この一連のセットアップは試験の数日前、そして前日の夜の計2回、実際に動かして練習しておくことを強くお勧めします。
万が一、試験中に回線が切れたらどうなるか?
「もし試験の途中で自宅のインターネットが落ちたら、その時点で不合格、10万円の受験料はドブに捨てることになるのか?」
結論から言うと、そこまで恐れる必要はありません。
オンライン試験システムは、一時的なネットワーク切断を想定して作られています。一般的には、回線が切れても制限時間内であれば、PCを再起動して再度「Eztest」アプリを立ち上げることで、切断された直前の問題から試験を再開できる手順が用意されています。
しかし、インフラ屋たるもの「インターネット回線が復旧しなかった時」のバックアッププラン(冗長化)まで考えておくのがプロの仕事です。万が一、自宅の固定回線が完全に死んだ時のために、以下の「テザリング機能によるリカバリー準備」を強く推奨します。
- 【インフラ屋直伝】スマホのテザリングによる緊急再開手順
- 自宅のWi-Fiが切断されたら、即座に手元のiPhone(イーグルアイ用とは別の端末)の「インターネット共有(テザリング)」をONにする。
- PCの接続先をスマホのテザリング回線(4G/5G)に切り替える。
- Eztestアプリを再起動し、再接続を試みる。
「回線が切れても、スマホの電波があれば数分で復旧できる」というバックアップ体制(冗長化)が脳内にあるだけで、本番中の焦りは9割消え去ります。
不測の事態を恐れる必要はありません。「最悪こう動けばいい」というログさえ持っていれば、自宅はテストセンター以上の最高の試験会場へと変わるのです。
【実録/体験談】試験開始ボタンが押せない!?
オンライン試験(自宅受験)で、受験者を最も恐怖に陥れるのが「準備完了ボタンを押したのに、画面が切り替わらない」「開始ボタンが見当たらない」という不測のシステムトラブルです。
マニュアルには「試験監督者が確認して開始するまで約15分かかります」とありますが、20分を過ぎても画面が変わらないと、「この待ち時間のせいで試験時間が減っているのでは!?」と頭が真っ白になりますよね。
しかし、安心してください。現場で数々の不可解なシステム挙動を切り分けてきた私から見れば、これはシステムエラーではなく、単なる「UI(画面構成)の不備」です。私が実際に直面したトラブルのログを共有します。
原因は「チャット画面の最大化」による画面の隠蔽
結論から言うと、ボタンが消えたわけでもシステムがフリーズしたわけでもありません。
「Start Exam(試験開始)」のボタンは、試験監督とやり取りしていたチャット画面の『真裏』に隠れているだけです。

試験開始前、部屋の写真を送った際などに試験監督とチャットで会話をします。この時、チャット画面を「最大化」にしてしまうと、メインの試験アプリの画面が完全に後ろへ隠れてしまいます。(私がそうでした)
どれだけ待っても画面が変わらない時は、落ち着いてチャットウィンドウを小さくするか、後ろに移動させてみてください。ひょっこり開始ボタンが姿を現すはずです。
【ここだけの話】遅れてボタンを押しても試験時間は減らない!
もう一つ、私が現場で試験監督にチャットで直接確認した「超重要ログ」を共有します。
「開始画面に気づくのが遅れて予定時刻を過ぎてしまったが、スタートボタンを押してからカウントダウンが始まるのか? それとも既に試験時間の230分を消費し始めているのか?」
結論は「スタートボタンを押してから230分がスタートする」でした。
つまり、画面の裏にボタンが隠れていて気づくのが遅れたとしても、あなたの試験時間が削られることは絶対にありません。
「見えないなら、裏を疑う」のはトラブルシューティングの基本中の基本です。この事実を知っているだけで、当日の不要なパニックは100%回避できます。安心して、10万円を守り抜いてください!
結論、これが一番ズレない!iPhoneでのイーグルアイ「コーヒー瓶」設置例
公式マニュアルを読んでもイマイチよく分からないのが、監査アプリ(イーグルアイ)用スマホの設置方法です。
「テストセンターに行く負担は減らしたい。でも、スマホの設置ミスで試験監督(プロクター)から一発アウトを食らうのは怖すぎる……」
そんな不安を抱える方に、現場で30年あらゆる物理設営をしてきた私が導き出した「100均グッズ不要・身の回りのものでできる最強のイーグルアイ設置例」を最初にお見せします。
100均のスマホスタンドは「横型」だからNG!
まず、盲点になりがちな罠からお伝えします。 ダイソーなどの100均で買える三脚付きスマホスタンドは、その多くが「横向き固定」の仕様です。

しかし、PMPのオンライン試験において、イーグルアイは「縦向き」で設置するのが絶対ルールです。カメラ画像が横になっていると、試験監督に正しく監視してもらえません。
30年インフラ屋の現実解:インスタントコーヒーの瓶+輪ゴム
そこで私が本番で採用し、試験監督から一発OKをもらった物理構成がこちらです。


「えっ、コーヒーの瓶!?」と思うかもしれませんが、これが驚くほど完璧に機能します。
- メリット①:圧倒的な安定感(自重で倒れない) ガラス瓶の中にコーヒーの粉(または水など)が入っているため十分な重さがあり、試験中にスマホの重みで倒れるリスクがゼロになります。
- メリット②:完璧な「垂直・縦固定」 瓶の平らな側面に沿わせて輪ゴムで1〜2箇所縛るだけで、カメラが完全に「縦向き」で垂直に固定されます。
試験監督に一発OKをもらうための「配置基準」
このコーヒー瓶スマホを、「自分の後方45度の位置」に設置します。
これだけで、試験監督が求める「受験者の顔、両手、PCの画面」の3点セットが綺麗に一つの画角に収まります。
あれこれ高いスタンドを買って「角度がズレる」「倒れそう」と本番直前にパニックになるくらいなら、この「コーヒー瓶+輪ゴム」で固定してください。インフラ屋が保証します、これが最も確実でコストパフォーマンスの高い現実解です。
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試験日当日
試験開始の30分前からログインできます。
顔写真、身分証明書の写真、部屋の写真を撮影して送ります。
その後、イーグルアイを設定して準備が整ったらOKを押して試験開始を待ちます。
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私のオンライン試験経験から注意するべき点・アドバイス
注意1:「Eztest」と言うアプリは定期的にバージョンアップされます
時差の関係で深夜に最新版がでる事もありますので、ご注意ください。
当然、最新版でなければ試験は受けれません。試験当日の朝に最新版に上げる事になる可能性もあるため、1時間前には「Eztest」を起動して、バージョンアップがされているか確認してください。
※1時間前なら時間を気にせずバージョンアップ作業ができます(最新版のアプリをダウンロードしてインストールするだけです)
注意2:試験中に他人が出入りすると、即終了です
ご家族がいる場合、当日は部屋に入らないように事前に伝えておきましょう。
外出してくれると安心ですね。
注意3:当日アップロードする写真は事前に撮影しておく
身分証明書、自宅試験場所の写真(4点)は事前に撮影しておくことで、当日はアップロードだけなので時間短縮できます。
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まとめ
PMPの自宅オンライン試験(ATA)は、テストセンターの満席や移動の負担を無くせる最高の選択肢です。しかしその反面、すべてを自分でコントロールしなければならないという「インフラ屋の総力戦」のような側面もあります。
最後に、自宅受験を安全に完走するための要点を振り返りましょう。
- 自宅受験の成否は「物理・ネット環境」で決まる :完全に遮断された静かな個室、安定した光回線、そして使い慣れた大画面モニターが揃っているなら、迷わず自宅受験に踏み切るべきです。
- 不測の切断には「テザリング」という冗長化を準備 :万が一、試験中に自宅の固定回線が落ちてもパニックになる必要はありません。制限時間内の再起動で復旧できるほか、スマホのテザリングをバックアップ回線として準備しておけば、リスクは100%コントロール可能です。
- 「開始ボタンが押せない」ときは画面の裏を疑う: 準備完了後に画面が変わらなくても、試験時間が勝手に減ることはありません。チャット画面の最大化を解除し、その裏に「Start Exam」ボタンが隠れていないか冷静に確認してください。
- イーグルアイは「コーヒー瓶+輪ゴム」で縦固定 :100均のスタンドに頼らず、身の回りにあるインスタントコーヒーの空き瓶にスマホを縦に縛り付けるのが最もズレない現実解です。後方45度から、あなたの顔・両手・PC画面が収まる画角を作りましょう。
試験開始直前のトラブルや環境構築は、もはや「PMP試験の第0章(予備試験)」です。
ですが、現場で修羅場をくぐり抜けてきた我々にとって、仕様(ルール)を理解し、トラブルシューティングのログを持って本番に臨むのは基本中の基本。
事前のシステムテストを怠らず、万全の「バックアッププラン」を脳内に構築して、安心して自宅受験で合格をつかみ取ってください。あなたの「反撃の狼煙」が上がることを応援しています!
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