パワハラ上司から逃げたい
パワハラや理不尽な職場環境に耐えてきたけれど、「もう限界、逃げ出したい」と思っていませんか?
実は同じ悩みを抱える50代のITエンジニアは少なくありません。しかし感情のままに転職してしまうと、かえって状況が悪化するケースも多いのです。この記事では、なぜ転職が失敗につながりやすいのか、そして現職で心身を守りながら働き続けるための具体策を解説します。
この環境から逃げたい
パワハラや理不尽な職場環境に耐えてきましたが、ある日、私自身が簡単なミスをしてしまい、上司から机を叩かれる勢いで「何やってるんだ!」「こんなこともわからないのか!」と名指しで叱責されました。その瞬間、胸が締め付けられるような恐怖を感じました。
これまでは「この年齢で雇ってもらっているのだから」と自分に言い聞かせて我慢してきました。しかし、直接叱責を受けた出来事をきっかけに、心が折れてしまったのです。
「もう無理…給与が下がっても構わないから、この環境から抜け出したい」
そう思うようになり、現職にしがみつくのではなく、転職も視野に入れて動き出す決意を固めました。
転職後に待っていたのは「より酷い職場」
- 前職はパワハラが原因で退職
- 面接時にそのことを正直に話し、「最後の職場にしよう」と決意して入社
- しかし入社直後、同僚がミスをした場面で目の前で机を叩かれ恫喝
- 失敗は公開処刑のようなミーティングで名指し攻撃
- 教育不足なのに責任だけ負わされる恐怖感
結果、前職と同じようにパワハラ体質の職場に入ってしまい、精神的に追い詰められてしまいました。
転職で失ったもの・残った傷跡
家族や生活の安定
- 現職にとどまることで給与やボーナス、社会保険などが現状通りに確保できた。
- 子供の教育費や住宅ローンなど生活面のリスク回避ができた。
再転職による経歴への傷を避ける事が出来た
- 短期離職は「すぐ辞める人」という評価につながり易く、年齢も含めて次回転職のハンデになる。
- 我慢してでも長く働くことで、キャリアに空白期間やネガティブ印象を作らずに済んだ。
残酷な現実
50代での転職は容易ではなく、キャリアを好転させられる人はごくわずかです。年齢やスキル面で希望通りの条件や職場環境を得るのは非常に難しいのが現実です。薄々気が付いていると思いますが、転職をあきらめて 現職で定年まで働く という選択をする人も少なくありません。
まとめ

50代での転職は、失敗した場合のダメージが大きすぎます。
今回の体験談のように、「給与が高い分だけ、前職の方がマシだった」と思うような状況に陥るリスクは現実的に存在します。
絶対の自信が無ければ、転職はヤメトケと言うのが転職を失敗した私からのアドバイスです。
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