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「30年インフラ屋の品質管理」PMP申請で絶対に嘘をつけない実務経験の英語術。監査をパスする書き方具体例

この記事はこんな「疑問・悩み」を持つ方に向けた記事です
・PMP申請時の「実務経験(プロジェクト経験)」を、どう英語で表現すればいいか分からず手が止まっている方
・「もし監査(Audit)に選ばれたら…」という不安から、嘘偽りなく、かつ承認されやすい書き方を知りたい方
・現場の泥臭いインフラ構築経験を、PMBOK用語にどう「変換」すべきか悩んでいるベテラン技術者の方

PMI審査員に実務経験(プロジェクト経歴)を伝える重要性

30年、数え切れないほどのプロジェクトを回してきました。しかし、いざPMP申請の画面を前にした時、自分の経験をどう表現すべきか、手が止まったんです。

私は長年インフラの現場で、情報の正確性と整合性が何より重要だと叩き込まれてきました。だからこそ、申請時点から石橋を叩き壊すほど慎重に、30年のキャリアを棚卸しして完璧な書類を作り上げました。

その後の試験で一度不合格という苦い経験をしたからこそ、今、確信を持って言えます。PMPは『申請という第一関門』を妥協なく突破することから、反撃の戦いは始まっているのだと。この記事は、監査の恐怖を自信に変えるための、現場感溢れる書き方の全記録です。

本記事では、実際に私が申請した実務経験の書き方を紹介します。申請要件や注意ポイントの解説を理解する事で、あなたのプロジェクト経験をPMI審査員に伝わる形で申請ができる様になります。


PMP申請における実務経験とは何か

PMP受験条件と実務経験の定義

PMP申請には、PMIが定める「プロジェクトマネジメント経験」が必須で、単なる業務ではなくプロジェクトらしい構成が求められます。
PMP受験には、学歴に応じて一定の月数・時間の経験が必要とされているからです。 たとえば大学卒業者の場合、36か月以上/4,500時間以上の「リードかつディレクション(主導・指揮)」経験が必要です。具体的には、申請時にプロジェクト単位で「開始 → 計画 → 実行 → 監視・コントロール →終結」の各プロセスに関与した経験を記載する必要があります。

審査・監査のポイント

PMP申請は自己申告ですが、ランダムに監査(Audit)が実施される可能性があります。これは、PMIは申請内容の信頼性を担保するため、監査を実施する制度がある為です。過去申請者の声では、「プロジェクト説明が曖昧」「まとめて経験を書いた」などで却下された例もあります。監査を見越して、各プロジェクトを明確に、かつ具体的に記述することが重要です。

ポイント

監査対象となった結果、以下の文章を受領し、何度も修正させられた例があるようです。

あなたの経験を要約し、プロジェクトでの役割、責任、成果物を含む高レベルの説明を提供してください。 - プロジェクトの結果を 1 文で簡潔に記述してください。


実務経験の具体例(PMP申請用)

【私の申請例】IT開発プロジェクト(ウォーターフォール型)の例

ウォーターフォール型プロジェクトでも、PMBOKのプロセスを意識した記述が有効です。その理由は、審査員がプロジェクトらしさを判断しやすくなるからです。(一発で通りました)


具体例(例文形式):

  • Project Title: Core Enterprise System Refresh Project (プロジェクト名:社内基幹システム刷新プロジェクト)
  • Duration: January 2022 – June 2023 (18 months) (期間:2022年1月~2023/年6月[18か月])
  • Team Size: 8 members (チーム規模:8人)
  • Role: Project Manager (PM) (役割:プロジェクトマネージャー[PM])
  • Objective: To mitigate risks from legacy system obsolescence and enhance operational efficiency by implementing new functional requirements. (目的:旧システムの老朽化リスクを軽減し、新たな機能要求を実装することで業務効率を向上させること。)
  • Project Methodology: The project adopted a predictive development approach. I conducted a document analysis of existing design specifications and facilitated workshops to capture requirements and align expectations with key stakeholders to develop the requirements documentation. (プロジェクト手法:予測型開発手法を採用。既存の設計仕様書の文書分析を実施し、主要なステークホルダーとの要求事項収集および期待値調整のためのワークショップをファシリテートし、要求事項文書を作成した。)
  • Responsibilities by Process Group: (各プロセス群における実施内容)
  • Initiating: I identified key stakeholders and defined the high-level project objectives and scope to align with organizational strategy. (立ち上げ:組織戦略と一致させるため、主要なステークホルダーを特定し、高レベルのプロジェクト目的とスコープを定義した。)
  • Planning: I managed the development of the Work Breakdown Structure (WBS), established the schedule baseline, and performed cost estimation to secure budget approval. (計画:WBSの作成を管理し、スケジュールベースラインを確立し、予算承認を得るためのコスト見積もりを実施した。)
  • Executing: I directed and managed project work, provided regular work performance reports, managed stakeholder engagement, and handled change requests along with their approved documentation. (実行:プロジェクト作業の指揮・管理を行い、定期的な仕事パフォーマンス報告書を提供し、ステークホルダーエンゲージメントを管理し、承認ドキュメントを伴う変更要求を処理した。)
  • Monitoring and Controlling: I performed variance analysis to track progress, facilitated problem-solving sessions, developed resolution reports, and managed the integrated change control process to recover schedule slippage. (監視・コントロール:進捗を追跡するために差異分析を実施し、問題解決セッションをファシリテートしてレポートを作成し、スケジュール遅延を回復するために統合変更管理プロセスを管理した。)
  • Closing: I managed the transfer of the final product, gained formal customer acceptance, conducted user training, facilitated a lessons learned session, and archived the final project report. (終結:最終成果物の引き渡しを管理し、公式な顧客受け入れを獲得し、ユーザー教育を実施し、教訓共有セッションをファシリテートして最終プロジェクト報告書をアーカイブした。)
  • Outcome: Successfully launched the system on schedule. Post-implementation evaluation confirmed a 50% reduction in manual operational workload. (成果:納期通りにシステムを成功裏に稼働開始。導入後の評価により、手作業による運用負荷の50%削減を確認した。)

この例は、プロセス各段階に自分が関与した点を明示しており、PMP申請でも通りやすい構成です。

ポイント

「『詳細計画』を WBS や schedule baseline に、『進捗管理』を variance analysis に置き換えるなど、実務で行った泥臭い調整をPMBOKの用語(キーワード)に翻訳して配置するのが、Audit(監査)を一発でパスする英語記述の極意です」

【私ならこう書く】アジャイル開発プロジェクト(スクラム型)の例

アジャイル型でも、PM経験として評価される記述が可能です。PMIもアジャイル手法を重視しており、実践経験が評価対象になるからです。


具体例(例文形式):

  • アジャイル(スクラム)開発の事例についても、PMP申請で最も重要視される「アジャイル・スクラムの専門用語(太字部分)」を網羅し、審査官に一発で伝わる「英語メイン(カッコ内に日本語訳)」のスタイルに完全変換しました。
  • ウォーターフォール(予測型)の事例とは異なり、スクラムマスターやプロジェクトリードとして「いかにチームの自己組織化を促し、障壁(インピーディメント)を取り除き、価値を最大化したか」というアジャイル特有のマネジメント視点がアピールできる英文にブラッシュアップしています。
  • こちらもそのままブログの解説用サンプルとして掲載いただけます。
  • 【ブログ掲載用サンプル】新規モバイルアプリ開発プロジェクト(アジャイル/スクラム)
  • Project Title: New Mobile Application Development Project (プロジェクト名:新規モバイルアプリ開発プロジェクト)
  • Duration: April 2023 – March 2024 (12 months) (期間:2023年4月~2024年3月[12か月])
  • Team Size: 6 members (Developers, Testers, and UX Designers) (チーム規模:6人[開発+テスト+UXデザイナー])
  • Role: Scrum Master / Project Lead (役割:スクラムマスター兼プロジェクトリード)
  • Objective: To improve user engagement by delivering a high-quality mobile application through agile incremental development. (目的:アジャイルによるインクリメンタルな開発を通じて、高品質なモバイルアプリを配信し、ユーザーエンゲージメントを向上させること。)
  • Project Methodology: The project adopted the Agile (Scrum) framework with 2-week sprints. As a Scrum Master, I facilitated all scrum events to support a self-organizing team and maximize value delivery. (プロジェクト手法:2週間単位のスプリントを伴うアジャイル[スクラム]フレームワークを採用。スクラムマスターとして、自己組織化チームを支援し価値提供を最大化するため、すべてのスクラムイベントをファシリテートした。)
  • Responsibilities by Process Group / Agile Lifecycle: (各プロセス群/アジャイルライフサイクルにおける実施内容)
  • Initiating: I facilitated joint sessions with the product owner and key stakeholders to define the product vision, high-level requirements, and establish the product backlog. (立ち上げ:プロダクトビジョンと高レベルの要求事項を定義し、プロダクトバックログを確立するため、プロダクトオーナーや主要なステークホルダーとの共同セッションをファシリテートした。)
  • Planning: I led sprint planning sessions where the team utilized planning poker for relative estimation. Based on this, I calculated the initial velocity and mapped out the release roadmap. (計画:チームが相対見積もりのためにプランニングポーカーを活用するスプリントプランニングセッションを主導した。これに基づき、初期ベロシティを算出してリリースロードマップを策定した。)
  • Executing: I coached the cross-functional team during execution, facilitated daily scrums to track daily progress, and managed stakeholder engagement outside the team to protect the team from external distractions. (実行:実行期間中にクロスファンクショナルチームをコーチングし、日々の進捗を追跡するためにデイリースクラムをファシリテートした。また、外部の妨害からチームを保護するためにチーム外のステークホルダーエンゲージメントを管理した。)
  • Monitoring and Controlling: I monitored team performance using target KPIs, tracked sprint health via burn-down charts, and removed organizational impediments. I also managed critical risks through immediate escalation and adaptive adjustments. (監視・コントロール:目標KPIを用いてチームパフォーマンスを監視し、バーンダウンチャートを通じてスプリントの健全性を追跡し、組織的な障害[インピーディメント]を除去した。また、即時エスカレーションと適応的な調整を通じて重大なリスクを管理した。)
  • Closing: I facilitated sprint reviews to demonstrate working software to stakeholders and secure formal feedback. I also led sprint retrospectives to drive continuous process improvement and documented organizational process assets. (終結:動くソフトウェアをステークホルダーにデモして公式なフィードバックを獲得するためにスプリントレビューをファシリテートした。また、継続的なプロセス改善を推進するためにスプリントレトロスペクティブ[ふり返り]を主導し、組織プロセス資産を文書化した。)
  • Outcome: Successfully released the application. Post-launch analysis demonstrated a 20% increase in the user retention rate, and the average sprint velocity improved from 10 to 15. (成果:アプリケーションのリリースを成功裏に完了。ローンチ後の分析により、ユーザー継続率が20%向上し、平均スプリントベロシティが10から15に向上したことを確認した。)

アジャイル手法を使ってプロジェクトを管理した経験を明確に書くことで、PMP申請に通りやすくなります。

ポイント

「アジャイル(スクラム)のプロジェクトを申請する場合、単に『スクラムイベントをやった』と書くだけでは不十分です。PMPの審査員に対して、『Product Backlog(プロダクトバックログ)』『Velocity(ベロシティ)』『Impediments(障害・障壁の除去)』『Retrospective(レトロスペクティブ)』といった必須キーワードを、プロセス群(Initiating〜Closing)の流れに合わせて綺麗に配置することが、審査をスムーズにパスするための鍵になります」

実務経験記述のコツと注意点

PMIが期待するキーワード・観点を押さえる

PMBOK用語・プロセス用語を適切に使うと説得力が増します。審査員にとって、用語がPM理論に紐づいているかが判断材料になるからです。
具体的には、立ち上げ(Initiating)、計画(Planning)、実行(Executing)、監視・コントロール(Monitoring & Controlling)、終結(Closing)を文中に組み込みます。ただ列挙するのではなく、どの作業でどう使ったかを説明しましょう。

インフラ現場の業務 ⇒ PMBOK用語 変換表

対応プロセス群泥臭い現場の作業(作業者視点)PMBOK用語への変換(マネジメント視点)
Initiating
(立ち上げ)
新しいサーバーへ移行するために、現行の構成図を引っ張り出し、各システムの担当部署に「今どんな使い方をしているか」ヒアリングして回った。既存の構成定義書やインフラ資産の「文書分析(Document Analysis)」を実施し、主要なステークホルダーへのインタビューを通じて「要求事項(Requirements)」の収集とプロジェクトの「範囲(Scope)」の明確化を主導した。
Planning
(計画)
深夜のネットワーク切替でトラブルを起こさないよう、分単位のタイムラインを引いた移行手順書を作り、事前に検証環境でメンバーを集めてリハーサルを行った。本番移行時におけるサービス停止リスクを最小化するため、「リスク対応計画(Risk Response Planning)」として詳細な移行アクティビティの順序を定義し、「品質マネジメント計画(Quality Management Plan)」に基づく事前検証を主導した。
Executing
(実行)
新しいファイアウォールを導入するため、代理店3社に声をかけて相見積もりを取り、機能比較表を作って、一番条件の良いベンダーに発注した。プロジェクトの調達要件を満たすため、「調達マネジメント(Procurement Management)」プロセスに従って、RFPの配布、複数ベンダーからの提案評価、および「調達先選定基準(Source Selection Criteria)」の適用を主導した。
Monitoring
& Controlling
(監視・コントロール)
週次の進捗会議で遅れている作業がないか各担当者に確認した。また、ベンダーの設計書作成が遅れそうだったので、ケツを叩いてリスケの調整をした。週次進捗会議においてベースラインに対する「差異分析(Variance Analysis)」を行い、「スケジュール・コントロール(Control Schedule)」を実施した。また、外部リソースのパフォーマンスを監視し、遅延リスクに対する是正処置を講じた。
Closing
(終結)
インフラの構築が無事に終わったので、次月から運用の担当になる別チーム(運用保守担当など)向けに、監視アラートの一覧や復旧マニュアルを作って説明会を開き、引き渡した。プロジェクトの最終成果物を運用組織へスムーズに移管するため、運用移管ドキュメントを作成して「最終成果物の引き渡し(Transfer of the final product)」を主導した。また、プロジェクトの「教訓(Lessons Learned)」を組織プロセス資産にアーカイブした。

各プロジェクトを分けて記載

経験は「1プロジェクト=1エントリ」が望ましいです。それは、申請審査時に審査員がそれぞれのプロジェクトを明確に評価できるからです。
複数の小さな案件をまとめて書くのではなく、主要な3~5案件を選び、それぞれ分けて記述しましょう。

監査や審査を通過しやすくするには、プロジェクトごとの構成が重要です。

プロジェクトマネージャー未経験でも記載可能な内容

正式なPMタイトルがなくても、PMとしての責任を持った経験があれば記載できます。理由は、審査では役割が重要であり、職名よりも実際の活動が見られます。

  • PMOの一員としてプロセス改善をリード → 各プロセスを「プロジェクト」と定義して記載。
  • チームメンバーとしてWBSやスケジュール管理、進捗報告などを担当 → 自分が主導したプロセスを強調。

自分の役割を正しく定義し、PMBOKプロセスとの関連を示すことで、PMとしての経験として認められます。

ポイント

海外の例ですが、以下のような記述もあります

私も同じような状況だったので、改善したプロセスをそれぞれ別のプロジェクトとして細分化し、それだけで作業した場合の時間を推定しました。おそらく皆さんはほぼすべての段階(開始、計画、実行、監視と測定、そして締め切り(これは皆さんの状況では最も難しいでしょう))を踏んでいると思いますので、それぞれの作業工程でどのように作業したかを書き留めてください。そして、それだけで作業した場合の時間を推定してください。私の場合はこの方法で作業した結果、最終的に8つのプロジェクトになり、申請を完了するのに何時間もかかりました。しかし、なんとか申請を完了し、先週承認されました。幸運を祈ります!


よくある失敗パターンとその回避策

曖昧な役割記述

問題点:自分の役割が「支援した」「手伝った」だけになっている。
回避策:自分が「leading and directing(主導・指揮)」した具体的なタスクを明記。過去の申請者からは、「I assisted the project manager(私はPMを補佐した)」ではなく、自分主体で実行した経験を書くべき、という声があります。

プロセス用語の羅列だけ

問題点:単に「スコープ定義、リスク管理、品質管理」と並べるだけ。
回避策:それらの用語をどのように使ったか(例:リスク管理 → 定期リスクレビューと緊急対応で影響を最小化)をストーリー形式で記述。

1つにまとめすぎる経験

問題点:たくさんの小さな案件を1つの大きな枠でまとめてしまう。
回避策:主要な案件を分け、各案件で開始~終結までのフェーズを個別に記述。過去にこれをしないで拒否された例があります。

【追記】なぜ難しく感じてしまうのか? 実務経験をブレイクダウンする思考ステップ

ブログ記事への追記用として、読者からの「難しく感じてしまう」というリアルな悩みに寄り添いつつ、ベテランエンジニアが最も躓きやすい「定常業務とプロジェクトの切り分け」をクリアにする解説文章を作成しました。

前後の文脈に馴染みやすく、アドセンスが好む「ユーザーの課題を明確に解決するコンテンツ」となるよう、具体的な思考ステップの形式に整えています。

H3:【追記】なぜ難しく感じてしまうのか? 実務経験をブレイクダウンする思考ステップ

「具体例を見ても、自分の経験をどう落とし込めばいいか分からない…」と難しく感じてしまう方は、非常に真面目に業務に向き合ってきた証拠です。特にインフラ屋の仕事は、日々の確実な運用保守や、切れ目のない定常業務が多いため、どこを切り出せば「プロジェクト」になるのか迷うのは当然のことだと言えます。

PMIが定義するプロジェクトとは、「独自のプロダクト、サービス、所産を創造するために実施される期限付きの業務」です。つまり、「終わりがあること」が絶対条件になります。

もし手が止まってしまったら、以下の3つの思考ステップで、あなたの貴重な実務経験をブレイクダウンしてみましょう。

  • ステップ1:大きな「定常業務」から「期限のある単位」を切り出す まずは「〇〇システムの運用保守」という大きな塊から考えてみましょう。その保守業務の中で、『開始から終結までがある単位』のイベントはありませんでしたか? 例えば、「OSのサポート終了に伴う〇〇サーバーの移行」「ネットワークの帯域拡張に伴うスイッチのリプレイス」といった、明確にスタートとゴール(納期)があった作業を1つのプロジェクトとして切り出すことから始めます。
  • ステップ2:技術作業の裏にあった「段取り(マネジメント)」を思い出す 切り出した作業(例:サーバー移行)を振り返る際、「サーバーの設定を書き換えた」という技術作業ではなく、その裏で行った「段取り」に目を向けます。 「他部署に影響が出ないよう、事前に夜間の作業スケジュールを調整した(スケジュール管理)」「事前に検証環境で切り戻しの手順をテストした(品質・リスク管理)」など、あなたが頭を悩ませた調整事こそが、PMBOK用語に変換できる原石です。
  • ステップ3:5つのプロセス群(Initiating〜Closing)に当てはめる 切り出したエピソードを、今回の記事でご紹介した「変換表」や「サンプル」をベースに、立ち上げから終結までの5ステップにパズルのように当てはめていきます。

複雑に考える必要はありません。あなたが現場で当たり前のようにやってきた「事前の段取り」「トラブルが起きないための仕込み」「関係者への根回し」は、すべて立派なプロジェクトマネジメントです。まずはノートに、1つの移行作業の「開始から終わりまで」を箇条書きにすることから始めてみてください。

ポイント

審査員は、世界中から届く何千もの「プロジェクトの物語」を毎日チェックしているプロです。彼らの勘所は恐ろしいほど鋭い様です。技術用語で煙に巻こうとしたり、定常業務をプロジェクトに見せかけようとしたりする「誤魔化し」は、一瞬で見抜かれます。


まとめ

PMP申請において、実務経験(プロジェクト経歴)の記載は非常に重要です。本記事では、PMBOKプロセスに沿った具体的な私の申請内容を掲載する(ウォーターフォール/アジャイルは例)とともに、審査を通すためのポイントを整理しました。
まずは自分のプロジェクトを洗い出し、1案件ずつ「目的・あなたの役割・アクティビティ・成果」を明確に書いてみてください。監査リスクも考慮しつつ、明確で信頼性のある申請を行う事が重要です。

最終的には英語で提出する為、日本語→英語へgoogle翻訳等で変換が必要です。英語に変換されたものは、再度、日本語に変換する事をお勧めします。私が英語に変換した際は、再度日本語に変換するとオカシナ文章になっていた事がありました。その際には、該当箇所の日本語の言い回しを少し変えて再度、英語に翻訳したところ、意図する文章になりました。

繰り返しますが、日本語から英語に変換されたものは、再度、日本語に変換して文章がおかしくないかをチェックしてください。

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  • この記事を書いた人

やめとけ主任

インフラエンジニア一筋30年。ネットワーク・セキュリティの高度専門資格や国際監査資格を保持する、叩き上げの技術屋です。 50代で「ITはやめとけ」という閉塞感を打破すべく、PMPを取得。一度は不合格という挫折を味わうも、その失敗から「現場で本当に使える合格戦略」を確立しました。 本ブログでは、30年の知見とPMP攻略法、そして「資格を武器にしたキャリア再構築術」を、自身の転職・失敗経験を交えてリアルに発信します。

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