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基本情報技術者科目Bは何問正解で合格?ボーダーラインと攻略法を解説

科目Bの合格ラインが分からず不安なあなたへ

基本情報技術者試験の制度が変わり、科目Bの対策に頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか。「何問正解すれば合格なの?」「どの問題を優先すべき?」といった疑問は、受験生が必ず直面する壁です。

科目Bは、かつての午後試験に相当しますが、形式は大きく異なります。この記事では、合格に必要な正答数の目安から、効率的にスコアを稼ぐための戦略まで分かりやすく解説します。


核心:科目Bは何問正解すれば合格?

結論から言うと、科目Bで確実に合格圏内に入るためには、20問中13問以上の正解を目指すのが目安となります。

ポイント

基本情報技術者試験は「IRT(項目応答理論)」という配点方式を採用しており、単純に1問◯点と決まっているわけではありません。しかし、スコア600点(満点1000点)を突破するためには、正答率6割〜6.5割を確保することが事実上のボーダーラインとなります。

試験形式と合格基準のまとめ

項目内容
出題数20問(全問必須回答)
試験時間100分
合格スコア600点 / 1000点
目安の正解数12問〜13問以上

なぜ「13問」が目標なのか?

科目Bの配点には、以下の2つの大きな特徴があります。

1. IRT方式による変動

IRT方式では、受験者全体の正答状況に基づいて各問題の配点が決まります。「多くの人が正解した基本問題」を落とすとスコアが大きく下がりやすく、「誰も解けない難問」を正解してもスコアが伸びにくい傾向があります。そのため、計算上の6割(12問)ギリギリではなく、13問を目標にすることで、配点の振れ幅を吸収して確実に合格を狙えます。

2. 出題構成の比率

科目Bの20問は、大きく2つの分野に分かれています。

出題分野出題数配点比率(目安)攻略のポイント
アルゴリズムとプログラミング16問80%擬似言語のトレース能力が合否を分ける
情報セキュリティ4問20%短時間で解けるため、全問正解が必須
合計20問100%13問正解(65%)で安定合格圏内

配点の8割を占めるアルゴリズム問題でいかに得点を積み上げられるかが、合否を分ける最大のポイントです。


効率的に「13問」を正解するための戦略

限られた100分という時間の中で、効率的にスコアを稼ぐためのステップを紹介します。

ステップ1:セキュリティ問題(4問)を全問正解する

情報セキュリティの4問は、アルゴリズムに比べて読解の負担が少なく、知識があれば短時間で解けるものが多いです。ここで4問確実に正解できれば、残り16問(アルゴリズム)のうち9問正解するだけで合格ラインに届きます。

ステップ2:擬似言語の「基本構造」をマスターする

アルゴリズム問題は、if文(条件分岐)やfor/while文(繰り返し)の動きを追うのが基本です。

  • トレース(手計算): 変数の変化を紙に書き出し、プログラムの挙動を追う練習を徹底しましょう。
  • 典型パターンの把握: 配列の操作、スタック・キュー、探索アルゴリズムなどの定番問題は、見た瞬間に解法が浮かぶまで繰り返します。

ステップ3:時間配分を徹底する

1問あたりにかけられる時間は平均5分です。難解な問題に10分以上費やすのは危険です。(100分で20問を解答)

  • 「3分考えて道筋が見えなければ、一旦飛ばして次の問題へ行く」というルールを自分の中に作りましょう。

まとめ:一歩ずつ着実に合格へ近づこう

「20問中13問」と聞くと、少し高く感じるかもしれません。しかし、出題の8割を占めるアルゴリズムの基礎を固め、得点源のセキュリティを確実に仕留めれば、決して不可能な数字ではありません。

まずは過去問や予想問題集を解き、自分が今「何問正解できているか」を可視化することから始めてみてください。弱点を知り、一つずつ潰していくことで、合格への距離は必ず縮まります。応援しています!

  • この記事を書いた人

やめとけ主任

インフラエンジニア一筋30年。ネットワーク・セキュリティの高度専門資格や国際監査資格を保持する、叩き上げの技術屋です。 50代で「ITはやめとけ」という閉塞感を打破すべく、PMPを取得。一度は不合格という挫折を味わうも、その失敗から「現場で本当に使える合格戦略」を確立しました。 本ブログでは、30年の知見とPMP攻略法、そして「資格を武器にしたキャリア再構築術」を、自身の転職・失敗経験を交えてリアルに発信します。

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