【PMP試験不合格】落ちた原因を分析!リベンジに向けた勉強法

資格系

【実体験】PMP試験に落ちてしまった…

2024年3月某日に受験したのですが、まさかの不合格・・・

PMP試験に落ちた…。
その瞬間は、正直目の前が真っ暗になりました。

50代で挑戦したPMP試験。
仕事や家庭の合間を縫って勉強してきたのに、結果は「不合格」。
「やっぱり自分には無理だったんだ」と落ち込みましたが、1回落ちたからこそ見えた勉強法の改善点がありました。

この記事はPMPに合格する為に何が足らなかったのか、どこを重点に勉強するべきか?を確認する方法をまとめたリベンジブログです。

受かる気がしない、私もそうでした

同じように「受かる気がしない…」と悩んでいる方の参考になれば幸いです。
※私はこの勉強方法で無事、リベンジPMPを果たすことができました(合格!)

PMP試験に落ちた時の状況

私がPMP試験を初めて受けたのは2024年の春。
53歳で新しい資格に挑戦するのは、正直しんどいところもありましたが、定年後も使えるスキルを持ちたいと思い、PMPを目指しました。

勉強期間と方法

  • 勉強期間:約3か月
  • 使用教材:PMBOK第7版、オンライン模試、問題集2冊
  • 勉強時間:平日1時間、休日3時間

正直、時間は足りていませんでした…。
特に「長文問題が苦手」で、問題文を読むだけで疲れてしまい、答えまでたどり着く前に集中力が切れてしまうことも多かったです。結果、模範的なPMの回答では無く、いつも自分がPMとして振る舞っている行動に違いものを選択していた様に思えます。

試験当日の結果発表(暫定スコアレポート)

ネットで見聞きした情報から、試験終了後には合否はわからないと思ってました。
が、ほぼ合否判定結果がもらえました。(左が受領レポート、右が翻訳レポート)
ハッキリと「試験の合格要件を満たしていない」と書いてますね。
※一応、「暫定的なもので確定では無い」と期待を持たせる文も・・・

 その日の深夜2時ころにメールが届き期待して見てみたら、案の定「FAIL」。

試験費用も8万近くかかった($555 x 150 = \83,250)し、こんな修行みたいな試験、2度と受けないと思っていました。

ですが2か月が経ち、冷静に考えてみると受験の為の研修も頑張ったし、折角勉強したし、なにより悔しいと思い「リベンジPMP」を誓いました

【重要】受験後レポートを必ず活用しよう

PMP試験は、受験後に表示されるスコアレポートが非常に重要です。
実は、これをしっかり分析するかどうかで「再挑戦の合否」が分かれます。

失敗例:私の初回試験

私は初回受験後、単に「あ~、もう少しだったのかなぁ」と言う感想を持っただけで、レポートの重要性を理解していませんでした。。
「全体的にダメだった」という気持ちだけが残り、どこを改善すればいいか分からないまま時間が過ぎてしまったのです。

その結果、非効率な勉強を繰り返してしまい、さらに不安が増という悪循環に陥っていました。

レポートの重要性

レポートに書かれていること

レポートでは、以下のような情報が確認できます。

  • 各ドメインごとの評価(Above Target / Target / Below Target / Needs Improvement)
     Above Target:目標を上回る
     Target:目標
     Below Target:目標を下回る
     Needs Improvement:改善が必要
  • 全体の傾向と自分の弱点分野

💡 ポイント
スコアレポートは「不合格通知」ではなく、「合格への道しるべ」
これを読まずに勉強するのは、地図を見ずに迷路を歩くようなものです。

確認するべきは「ドメインのパフォーマンス」

レポートにもしっかりと書いています。

ドメインパフォーマンスは、試験に含まれる各タスクにおけるパフォーマンスを示します。このセクションは、試験対象タスクにおける自分の強みと弱みを評価するのに役立ちます。各タスクの出題数は異なります。
各ドメインで予想される出題割合を把握するために、 試験内容の概要を確認することを強くお勧めします。

具体的な自分の弱みはここに書いてある

「Exam Analysis(試験分析)」ページの円グラフの下に、「Domain Performance(ドメインパフォーマンス)」のページがあります。

ここで各ドメイン毎のLow/Middle/Highが分かるようになっています

ここがLowの部分を集中的に勉強してHighを目指す勉強が大事と言う事になります。

各ドメインのTaskとは何か?

◆英語

◆日本語訳

上記リンクの「試験内容の概要(ECO)」に記載があります。この中に各ドメインのTaskで何を問われているかが書いてあります。

例えば、PeopleドメインTask1は下記の内容です。

Task内容
課題1 コンフリクトの管理
・紛争の原因と段階を解釈する
・紛争の背景を分析する
・適切な紛争解決策を評価/推奨/再協議する

コンフリフト・紛争の解決ってチーム内の衝突や揉め事の解決の事です。

うーん、確かにあまり理解できてないかも。。。(そんなのには首を突っ込まないし。。。)

まとめ(2回目の費用で終わらせる為に)

・まずは自分の弱い部分をあぶりだして、重点的に勉強するポイントを絞りましょう
・その為には試験レポートが重要です。

・アジャイルの問題が多数出ていました。
・私はアジャイル経験もないし、表面的な理解しか出来ていない事も不合格の原因です。
・アジャイルの理解も合否に重要なポイントなのだと思います。
 (業務でアジャイルやってる人は羨ましい。。。)

【追伸】再試験の結果は、合格でした

不合格のレポートを参考にし、約1年掛けて弱みを克服した結果、無事合格しました。
※全て Above Targetでした

受験は、自宅でのオンライン試験としました。
機会があれば、そちらの記事もアップしようと思います。

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