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PMP®更新に有効!PMI日本支部の無料・有料イベント活用法

PMI日本支部でPDUを稼ぐ

「PMP®のPDU取得、どこから手をつけていいか迷ってしまう…」という方へ。国内で参加しやすい「PMI日本支部」の勉強会・コミュニティ活動は、PDUを稼ぐ大きなチャンスです。しかも、その中には無料参加できるイベントもあれば、有料の価値あるセミナーもあります。本記事では、無料/有料それぞれのメリット・違い・申請のポイントを整理し、あなたが次の更新に向けてスムーズにPDUを確保できるよう支援します。


無料イベントと有料イベント、それぞれの特徴

結論:無料でもPDU対象になるイベントあり、有料には付加価値があります

結論から言うと、PMI日本支部のコミュニティ活動には 無料で参加できるもの有料で参加するもの があり、どちらもPDU対象になる可能性があります。無料イベントはコストをかけずに学びを得られる点が魅力です。一方で有料イベントでは、時間数が多かったり、講師の質が高かったり、発表やネットワーキングの機会が豊富だったりと、PDU取得という観点でも価値が上がる傾向にあります。例えば支部公式サイトでは「〖支部会員限定無料〗最新版『PMO実務ガイド』紹介セミナー」が紹介されています。 また地域セミナーでは「無料・2.75PDU」の表記があります。 このように“無料か有料か”を事前に確認したうえで、自分の予算・時間・PDU取得目標に合わせて選ぶことが重要です。

ポイント

私が参加した無料セミナーの一部をご紹介します。
以下の赤枠の2つは、無料セミナーです。(それぞれ 2PDU と 4PDU です)

40代サラリーマン
40代サラリーマン

無料イベントで参加すべきポイント

無料イベントを活用するには、以下のポイントを押さえておきましょう:

  • イベント案内に「無料」「支部会員限定無料」などの記載があるか確認
  • PDU取得対象として時間数・証明書発行の案内があるかを確認(例:2.75PDU)
  • 無料だからこそ定員がすぐ埋まることあり:早めの申し込みがおすすめ。
  • 質問タイム・ネットワーキングが少ない場合もあることを理解する。

このように、無料イベントを活用すれば時間や費用をかけずに効率的にPDUを取得できます。参加時には証明書の発行可否や申請手順を確認するだけで、無駄なく価値ある活動として活かすことが可能です。

有料イベントを選ぶときのメリットと注意点

有料イベントには次のようなメリットがあります:

  • 学びの時間数が多く、PDU取得数が比較的多い可能性あり。
  • 講師やテーマが高度で、専門性・信頼性(E‑E‑A‑T)という観点でも優良。
  • ネットワーキング、発表機会、貢献活動と連動して「Giving Back」側面も取りやすい。
  • 参加費用が発生するため、費用対効果を判断する必要あり。
  • 本当にPDU対象か、参加証明が出るかを事前に確認すること。
  • 自分のTalent Triangle®のバランス(Ways of Working、Power Skills、Business Acumen)を考慮してテーマを選ぶこと。

このように、有料イベントを選ぶなら「参加費分のリターン(学び・PDU・ネットワーク)」が取れるかを見極めることが重要です。

参加の流れと「無料/有料」選択時の実践チェックリスト

ステップ1:会員登録&イベントカレンダー確認

まずはPMI日本支部の公式サイトで会員登録(会員でなくても多くのイベントに参加可能)し、イベントカレンダーをチェックしましょう。支部サイトの「イベント・セミナー」ページでは、無料・有料の両方が掲載されています。 そのうえで、無料/有料を選ぶ際のチェックリストは次の通りです:

  • イベント費用:無料/有料どちらか明記されているか
  • PDU時間数:例「2.75 PDU」など記載ありか
  • 証明書発行:参加証明・PDU証明書・時間数の明記ありか
  • 自分のPMP®更新サイクルに対して時間・領域(Talent Triangle®)が合っているか

この流れをきちんと踏めば、「参加したけれどPDU申請できなかった」という事態を防げます。

ステップ2:参加・記録・申請申請~「無料/有料」で違いはある?

イベント参加後、PDU申請の流れ自体に「無料/有料」の違いはほとんどありません

具体的な申請方法には

  1. イベント参加時に証明書等を受け取り保存(PDF/紙)
  2. Project Management Institute(PMI)のCCRシステムにログインしダッシュボードの「Report PDUs」から教育/貢献を選択して申請。
    有料イベントでは費用の領収書を合わせて保管しておくと管理しやすいです。無料イベントでも証明書の取得が重要です。無料でも「無料だから申請対象外」というわけではありません。支部案内に「無料・2.75PDU」などと明記されていれば対象です。

ステップ3:イベント選びで「無料/有料」どちらを選ぶかの判断基準

無料/有料をどう使い分けるかは、あなたの「PDU取得目標」「予算」「時間的余裕」「学びの深さ」によって変わります。以下を判断基準にしてください:

  • 予算を抑えたい 無料イベントをまず複数参加し、少しずつ累積PDUを稼ぐ
  • 深い学び・高い時間数・発表機会等を重視したい → 有料イベントを選び、投資として捉える。
  • 更新期限が近い時間数が明記されている有料イベントで一気に集める選択もあり。(お金にものを言わせてPDUを買う

これらを意識すれば、「ただ参加する」ではなく「計画的にPDUを取得する」姿勢が整います。

よくある質問と無料/有料に関する実例

無料イベントで何PDU取れる?

無料イベントでも「2.75PDU」という大きなPDUが記載されていた例があります。 ただし、イベントによって時間数・テーマ・対象領域が異なるため「何PDU必ず取得できるか」は一概には言えません。参加案内に記載された時間数を確認することが最善です。

有料イベントでは証明書発行が保証されている?

有料イベントであっても、PDU対象外のケースもあります。お金を払ったにもかかわらず、目的にPDUが発行されないケースがあるため、事前に「PDU対象」「証明書発行」「時間数」の記載を確認してください。

支部会員でないと無料イベントに参加できない?

無料イベントには「支部会員限定無料」と明記されているものがあり、非会員の場合は参加費が発生する、もしくは参加できない場合もあります。例として支部サイトに「支部会員限定無料」という表記があります。 したがって、非会員の方は「会員でなくても参加可か」「参加費はいくらか」を事前に確認することが重要です。


まとめ

PMI日本支部のコミュニティ活動では、無料イベントでもPDU取得できるものがあり、有料イベントには深い学びや高めのPDU取得機会があるというポイントが重要です。予算や時間、更新期限、取得領域を踏まえて「無料/有料」を使い分けることで、PDU取得を計画的かつ効果的に進められます。まずは支部サイトで今月の無料/有料イベントをチェックし、自分のPMP®更新スケジュールに合わせて申し込みを検討しましょう。次回更新に向けて、支部活動をPDU取得の第一歩にしてください。無料説明会やイベント予約は公式サイトからどうぞ。

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  • この記事を書いた人

やめとけ主任

運営者:ヤメトケ主任 1971年生まれ。東京都出身のPMPホルダー。岡山の高専卒業後、念願の東京で就職してインフラエンジニア一筋30年。50代前半で「PMPでもう一度キャリアアップを」と思い、IT業界内で転職に挑戦。 このブログでは、最後のキャリアアップと思って取得したPMP資格(一度落ちた)の失敗談や経験談をもとに、「リアルなPMP取得アドバイス情報」 を発信しています。

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